しょんまおの上海生活

成都パンダ基地 花花

成都のパンダ基地には大人気の和花(愛称 花花 ファーファー)がいる。おそらくパンダブームの火付け役。
フワフワの毛並みに、おにぎり型ボディ。温厚な性格で、木登りが苦手。

パンダ好きの私だが、シャンシャンと他のパンダの区別つくかと言われると微妙だが、花花は丸いので私でも判断可能。

2020年7月4日生まれ 和花 メス

 

上海から成都に向かう日は、会社から空港に向かったのだが、スタッフからどこに行くんですかと聞かれ、四川にパンダ見に行くと答えると、花花見るの?って聞かれるぐらい有名。
彼女もGWに成都に行ったようで、その時は5時半にホテルを出発して開園前から並んで花花を見たらしい。
旅の目的はシャンシャンなので、花花は見れたらいいなぐらいで下調べしてなかったため、慌てて花花について調べてみると、観客の人数制限があり、毎回30人で区切られ、3分程度見学ができ、1,2時間並ぶのは当たり前のようだった。

成都基地に行く日は14時の飛行機で上海に戻るため、朝一で基地に行き、花花の初回に間に合うのがベスト。

成都基地 南門側の旧エリア(52番)に花花がいる 



右下の南門入り口から花花が展示されている500mを全速力で走ることに決めたけど、ここでネックになるのが、入り口でのパスポートチェック。
チケットは実名制で、日付と午前か午後の選択するという事前予約制。
実名制のため、入り口で身分証明をチェックされるのだ。


中国人は、入り口(改札のような自動ゲート)で身分証をかざせばゲートが開くが、パスポートに対応していないので外国人の場合は、身分証がない人用レーンに並び、係員にパスポートを確認してもらう必要があるので、どうしても時間がかかる。

外国人は一番左側

 

基地周辺はタクシーが入れないため基地まで数百メートル歩く 夜明け前…

ネットの花花攻略に従い7時前に到着 すでに大勢並んでいる

北京から来ている男性 背負っているのは花花のリュック

隣に並んだ20代くらいの男性は、花花を見るために北京から来て20数回見ているらしい。

今日並んでいる人数は大した数ではなく、夏はもっとすごい人が並んでいたから、朝3:30から並んだこともあるという花花の大ファン。後ろのカップルに花花見るためには、入り口を入ったら走ったほうがいいとアドバイスをしていた。
ちなみに彼が背負っているリュックは、花花を模したもので199元(4000円)。もっと精巧に作られている1999元もあったけど、高すぎて買えなかったと…。

7時半に開園する予定が全然オープンしない。改めて公式サイトを見ていると、11月から冬時間で8時開園と変更されていた(泣)

8時前になると団体客も並び出す

8時になったので入り口がオープンし、外国人レーンで、係員が機械にパスポート情報を入力して無事、入場。

走っている人を目印に、花花までの500メートルをダッシュ。アップダウンがあったので後半キツかったけど、初回に見学できる30人に入れた。

息切れしながらも、外に出ているパンダがいたので写真を撮ったが、どうやら弟の和葉。

弟の和葉

肝心の花花は…

 

 

 

花花

ほぼ植物で見えん…

 

拡大しても、どのパンダか判断できないレベル(泣)

 

あっという間に見学できる3分終わりました…。ちなみに隣に並んでいた男の子は、私の後に到着。いつの間にか彼を追い抜かしていたらしい。日頃、運動はしておくもんだね。

1時間並び、500メートル猛ダッシュしても、見られるかは運次第…

 

その後、花花エリアを通ると

花花の待ち時間 1時間半以上

 

せっかくなので旧エリアの他のパンダを見に行くが、基地の面積が広げられたことも有り、全然パンダがいない。パンダがいても観光客が多くて見にくい。

 

逆さパンダ

新エリアへ向かう




 

新エリアは観光客が少ないので見やすいけど、昔に比べるとパンダの数は少ない気が。たくさんパンダが見たい場合は、かなり歩く必要あり。

 

4基地回ったけど、昨今のパンダブームでゆっくり見れず…。今度パンダが見たくなったら、上海動物園か上海野生動物園に行こうと思う。