しょんまおの上海生活

直談判

5月に入った頃は感染者数は数千人と減る気配がなかったが、中旬になると千人台まで落ち着いてきたため、上海市は段階的に商業活動を再開させると発表。
私の道街からも、防範区に該当する住民で通行許可証を持っている人は、街道指定の店(数万人の住民がいる街道で指定の店はコンビニを含めた6店舗のみ)で買い物ができると発表された。
私が住んでいる小区も防範区に該当するのだが、発表から数日経っても通行許可証が配られる気配なし。

痺れを切らした住人(香港人)が棟のグルチャで希望者を募り、居住委員会に直談判しに行った。住人の弁護士や西洋人も参加し、居委会でのやりとり(音声)はアプリで生中継。数時間後には要旨をまとめた文書をグルチャ内にアップされ、外出を求める署名活動が始まった。このスピードと行動力はさすが中国。
直談判の効果はすぐに現れ、2日後にスーパーに行きたい人の統計が始まった。
この一連の活動中にグルチャに上がっていた言葉「会哭的孩子才有糖吃」…泣く子は飴がもらえる、の意味。なるほどね~