日本での自主隔離

すでに上海に戻っているけど、日本での隔離について。

海外から日本に入国した場合には１４日間の自主隔離が求められている。帰国日をゼロ日としてカウントするため、６月１日に帰国した私は６月１５日２４時までが自主隔離期間となる。

この自主隔離中は公共交通機関が使えず、不要不急の外出もできない。

日本入国時には政府指定のアプリを入れないければならず、これらのアプリとメールで健康状態および行動を管理される。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00250.html

青のアイコンの「OEL」は位置確認アプリで、１日に２回ほどランダムな時間にアプリからいますぐ「今ここ」ボタンを押してくださいとメッセージが来るので、その度にアプリを起動し現在地を報告する。

常に私の位置情報を把握しているのではなく、ボタンを押した場合のみ位置情報が送られる仕組み。

このアプリを使用するには、厚労省から送られてくるパスワードが必要になるが、去年帰国した友達からは、パスワードが届いたのが３日後だったと聞いていたが、私の場合は次の日の朝には届いた。

このOEL以外に、毎日１回、健康状態を確認されるメール（ＵＲＬ付）がくるので、ＵＲＬを押して回答する。

それと、ほぼ毎日ビデオ通話が掛かってくる。少し前まではSkypeやLineだったが、アプリ側（外国にデータが保存されていた云々）の問題で「MySOS」というのに変わったようだ。

通話は、こちらのカメラをONにし、私と背景を映しながら行う。初日に、出るのが無理な場合は出なくてもいいですと言われていたが、もちろんかかってきた場合は出た。たまに出れない日もあったが、かけなおし機能がないためそのままにしておいても、その日にビデオ通話がかかってくることもなかった。

友達は、一度もかかってきたことがないと言っていたが、現在はほぼ毎日かかってくる。日本政府の水際対策がざるだとか言われているが、プライバシーなどの問題を考えると、このぐらいの対策ぐらいなのか限界なのかなと思う。

ちなみに中国はこんなアプリをいれなくても、私の位置情報は把握されているよ（笑）