しょんまおの上海生活

22年11月 ウルムチ火災 

10月に日本人オーナーの花屋に行った時に、「お客さんの中に、上海でロックダウンを経験し、その後新疆に出張したら新疆でもロックダウンに巻き込まれ、一瞬(2日間ほど?)空港が開いたけどまた閉まってしまい、未だに新疆でロックダウン中の方もいるんですよー」という話を聞いた。
新疆がロックダウンしているという話は聞いたことあったけど継続中だとは知らず、新疆大変だなーと思っていた。

その後、日本でも報道されていたがウルムチ新疆ウイグル自治区省都)で11/24に火災が起き、住民が逃げられないまま10人が亡くなった(ネットには亡くなった人44人とも)。
この件に関して中国各地で若者を中心に追悼及びゼロコロナ抗議(白紙運動)が起きていた。
上海のウルムチ路という道でも11/26に抗議活動が起き、「共産党辞めろ!習近平辞めろ!」と人々が叫んでいた。
政権批判は個人にとってかなりのリスクがあるが、それでも叫ぶというのは人民の不満が相当高まっているという証拠。
私はツイッター(中国では使用制限されている)で、上海でも抗議活動をすると知ったのが、日本のニュースで中国各地で抗議活動をしているという報道がされている段階でも、会社スタッフの中には、そんな抗議が起きてるなんて知らない人も結構いた。

ウルムチ路は会社から近いので、次の日の昼休みに見に行ってみると、道の両側にバリケードが置かれ、主な交差点には何人もの警官が立っている。またパトカーも頻繁に走り、厳戒態勢。

青のバリケードが続く・・・

ちなみにウルムチは100日以上ロックダウンが行われていたが、ウルムチ市内での抗議活動後に、社会的ゼロコロナを達成したと言って段階的にロックダウン解除すると発表された。